この時季になると、ウナギ(鰻)のことを思わずにはおれません。
 
今年も、ウナギの蘊蓄(うんちく)です。
 
ウナギの産卵や繁殖に関しては、現在でもよく分かっていない点が多いのです。
 
古代ギリシャの哲学者のアリストテレスもウナギについて調べましたが、彼の結論は「ウナギは泥の中から生まれる」というものでありました。
 
日本でも、ウナギの産卵場所は長年の謎でありましたが、20062月に東京大学海洋研究所によって、グアム島の北西約200キロのスルガ海山であることが突きとめられました。
 
日本や中国でとれるウナギは全てここで生まれているということです。
 
私の「人生最後のひと品」は、鰻重かもしれません。