最近、富裕層とか、格差、階層(ヒエラルキー)と言った言葉をよく聞くようになりました。
 
そこで、少し考えてみました。
 
純金融資産(現金・預貯金・債権・株式等)の保有により分けます。
 
5億円以上を超富裕層といい、約70000世帯、
1億~5億円未満を富裕層といい、約114万世帯、
5000万~1億円未満を準富裕層といい、約315万世帯、
3000万~5000万円未満をアッパーマス層といい、681万世帯、
3000万円未満をマス層といい、4173万世帯になります。
 
1億円以上の世帯が121万世帯なので、総世帯数の2.2%に相当することになります。
 
世帯主に仮定すれば、人口比では0.95%となり、約100人に1人が1億円以上の金融資産を保有していることになります。
 
正に、「格差社会」ですね。
 
1億円あると、利回り3.5%の株式運用で年350万円、利回り7%の賃貸不動産運用で700万円の収入が得られます。
 
ですから、不労所得を生む最低額が1億円なのです。
 
10年で倍の2億円になる計算です。
 
「富めるものはますます富み、貧しきものはますます貧しく」(トマ・ピケティ)
 
一昔前は、「1億総中流意識」って言っていたんですがねぇ。