見納めの桜 桜のつぼみが、大きく膨らんできました。 そこやかしこが桜色に染まるのは、もう間近です。 とあるお寺の掲示板の言葉です。 『今生の 納めのさくら 観る人も あるべしおのれと 誰れか思はむ (蒔田さくら子歌集『鱗翅目』より) 』 「今日見ているこの桜が、この世の見納めの桜となる人もいるだろう。 しかし、それを自分のことと思う人は、一人もいないものだ」 という意味でしょうか。 今日の日が、いかに大切かを教えて戴きます。