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『アンダーカバー』麻生幾著(幻冬舎)です。
 
発売直後に新聞広告が出ていました。
 
公安調査庁の職員を主人公に描かれた小説です。
 
公安調査庁は、法務省の外局で、治安機関・情報機関です。
 
対内的には、新左翼、右翼団体等の反体制・反社会的団体勢力などの情報を収集しています。
 
対外的には、日本と敵対もしくは緊張関係にある国家等に関する情報収集をしています。
 
小説を読んでいると、現実との境が曖昧になることがしばしばあります。
 
そこが又、面白いところなんですよね。
 
「事実は小説より奇なり」というからには、その反対も有りってことでしょう。