NHKの報道は広報だと多方面から多くの指摘があります。
 
以前、NHKは、高齢化社会(65才以上が国民の4人に1人)になって国家負担が多くなったという政府の後押しをして、ドキュメント番組を放映し国民に危機感を煽りました。
 
結果、その財政負担を消費税等の率上げやむなしと、国民にすり込みをしました。
 
しかし、高齢化はその通りですが、一口に高齢化と言っても65才と85才、又95才は明らかに違います。
 
十把一絡げに考えることは間違っていると思います。
 
今回も、又々政府の後押しをするNHKです。
 
政府内閣は、家計に占める食費の割合を表す「エンゲル係数」が上昇していると言います。
 
NHKは、共働きのご家庭が増えて、自炊をせずに買ってきたお惣菜ですませる日が多くなったことや、業務スーパーから、成城石井に乗り換えて、「プチ贅沢」を楽しむ人が増えたのが、原因だと報じています。
 
しかし、ここのところ野菜を中心にただ食材の値段が上がっているだけじゃないでしょうか。
 
企業は儲けていますが、庶民感覚としては、まったく良くなっていません。
 
この様な報道で国民意識を煽られると、格差社会を納得せざるを得ないようになってしまいます。
 
以前、籾井前会長が「政府が右というものを左というわけにはいかない」などと述べた事を思い出します。