アベノミクスで経済が良くなってきたって言いますいが、庶民の肌感覚で「景気が上がってきたなぁ~」と思えるような事はありません。
 
確かにものが安くなってきています。
 
財布の中には、ポイントカードや、割引クーポン券が沢山入っていませんか。
 
何処でもクーポン券を出して、通常価格より安くものやサービスを提供しています。
 
しかし、その安さのしわ寄せは、確実に人件費に現れてくるのです。
 
牛丼チェーン店が20円値下げをすれば、そのシワ寄せは当然、賃金も下がるのです。(賃金アップしない)
 
安いマッサージ屋が増えれば、安い賃金で働く人が増えるのです。
 
クーポンを使って美容院に行けば、その割引分はオーナーは負担しません。
 
従業員の賃金に影響が出てくるのです。
 
「クーポン女子が、どうして貧乏なままなのか」の答えが出てくるのです。
 
10円単位の価格競争をしている限り、絶対経済は回復しないのです。
 
「情けは、人のためならず」
 
って言いますが、
 
「安さも、人のためならず」
 
ってことですね。