スウェーデンのリンネ大学の2人の生化学者が、専門誌に論文を発表しました。
 
主題は、ウイスキーに水を数滴垂らすと味わいが増すのは何故かということのの解明です。
 
そして、グラスに注がれたウイスキーの表面に香りを浮かび上がらせる物質(グアヤコール)の、微妙な相互作用にあると結論しました。
 
「我々の発見は、なぜウイスキーに水を加えると味わいが増すのかを理解する助けとなる」
 
と述べているということです。
 
しかし、ウイスキーに水を加えると味わいが増すってことは、誰でも知っていることです。
 
「塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。
 
だが、なめてみればすぐ分かる」(松下幸之助)
 
っていう言葉が、思い出されます。