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私の愛飲酒は、サントリー『山崎』です。
 
このボトル、「崎」の字をよく見ると旁(つくり)が、「奇」ではなく「寿」になってるって知りませんでした。
 
サントリーの前身は、「寿屋」です。
 
創業者鳥井信治郎は、日本人の手で、世界に誇るウイスキーをつくることを夢見たのです。
 
その後、次男佐治敬三が二代目マスターブレンダーを受け継ぎました。
 
そして、日本を代表する「シングルモルトウイスキー山崎」を世に出したのです。
 
山崎の墨文字は、佐治敬三の書です。
 
そっと「寿」の文字を忍ばせたのは、寿屋から続く、ウイスキーに賭ける想いを引き継いだという意味だそうです。
 
同時に、ジャパニーズシングルモルトウイスキーを生み出した気持ちが「寿(ことほぐ)」という字に込めたのでしょう。
 
今夜は、ボトルをじっくり眺めながらいただきます。