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今年も、好物のミョウガを届けて頂きました。
 
今は、夏ミョウガが旬が旬です。
 
ミョウガを食べると物忘れがひどくなるという説がありますが、
 
これは俗説で、もともとはお釈迦様の弟子、周梨槃特(シュリハンドク)という人の故事にちなんでいます。
 
周梨槃特は、仏道に優れ悟りまで開いた人物でした。
 
しかし、どういうわけか自分の名前を忘れてしまいました。
 
ふびんに思ったお釈迦様が、首から名札をかけさせたものの、そのことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで自分の名前を覚えることができませんでした。
 
周梨槃特の死後、お墓に見慣れぬ草が生えてきました。
 
一生自分の名前を荷(にな)って苦労したということから、
 
「茗荷(みょうが)」
 
と名づけられたそうです。
 
そんなことから、ミョウガを食べると物忘れがひどくなるといわれるのです。
 
実は物忘れどころか、精油成分が大脳皮質を刺激して、ぼんやりした頭をシャキッとしてくれます。
 
現に私は、猛暑の中、シャープさが冴え渡っております。(笑)