暑い季節には、冷たい麺が良いですね。
冷麺、涼麺、素麺、冷麦、冷やしうどん等々。
ところで、素麺と冷麦は、原料も製造方法は同じです。
違いは、太さにあります。
機械製麺の素麺は、直径1.3mm未満のもので、冷麦は、直径1.3mm以上、1.7mm未満のものをいいます。
しかし、手延製麺の場合は、1.7mm未満であれば、「そうめん」「ひやむぎ」どちらでも名乗ってよいそうです。
ちなみに、直径1.7mm以上の麺はうどん、幅4.5mm以上(厚さ2mm未満)で、きしめんとなります。
冷麦に、ピンクや緑など色の付いた麺が入っていますが、違いがわかりづらい為、そうめんと区別するために、色付き麺を入れたということです。
つゆの薬味は、生姜が一般的ですが、祇園原了廓の黒七味を入れたら美味しいです。
そして、素麺は色んな産地がありますが、やはり何といっても、播州龍野の【揖保乃糸】ですね。
追伸、イタリアパスタの細いカッペリーニを素麺と同じようにつゆで食べたら、カルチャーショックを受けるほど美味しいですよ。