誰しも、「好き・嫌い」はあります。
 
嫌いなものは遠ざけたいのが本音です。
 
人の「好き・嫌い」をつかさどる脳の器官(扁桃核)の直ぐ近くには、やる気を生み出す器官(側座核)と、欲求を生み出す器官(視床下部)があるそうです。
 
そのため、あることが「好き」になると、やる気と欲求が刺激され、脳が活性化します。
 
反対に「嫌い」なことに対しては、やる気も欲求も沸いてきません。
 
とはいえ嫌いだからといってあれもこれも遠ざけていては、脳は硬くなっていくばかりです。
 
嫌いなことも他の面、違った角度から見てみると意外なことが見えてきたりします。
 
例えば、嫌いなタイプの人だって、ひとつくらいいいところや自分との共通点があるかもしれません。
 
そこを見つけることができれば、人も違って見えてくるものです。
 
「嫌い」を「好き」に変換することで、脳は活性化する範囲を広げていきます。
 
最近、私はそうやって交際範囲を広げていっております。