毎朝、血圧を下げる薬(降圧剤)を飲んでいるのですが、連休等の為薬がなくなり、1日飲まないで受診しました。
すると、やはり薬の作用は正直なものですね、高い測定値が出てしまいました。
近年、米国であった臨床試験の結果を受けて、
「血圧は120以下にした方が良い」
ということがやたら言われ始めました。
先の臨床試験では、めざす血圧の値を120未満と140未満のグループに分け、比較検証しました。
すると3年後には、120未満をめざして治療した人たちのほうが心臓病などの発症率が25%、死亡率は27%低かったという結果が出たそうです。
中でも心不全を防ぐ効果がはっきりしていたといいます。
日本高血圧学会が示す降圧の目標値は、65~74歳で140未満で、75歳以上は150未満のようですが、もっと低めの方がいいようですね。
日本人はその食文化により、塩分のとりすぎで高血圧を招きやすいといわれています。
朝から、お漬け物に醤油を掛け、梅干しに味噌汁っていうのは正に塩分取り過ぎですよね。
最近の犬は長生きするようになりました。
それは、昔のように残飯に味噌汁を掛けたエサではなく、塩分少なめのペットフードが主になった為といわれています。
日本人も長生きするようになったのは、昔ほど塩分を取らない食生活になった為なのでしょう。
とにかく、血圧は下げた方がいいみたいですね。