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「新・敬語論」井上史雄著)(NHK出版新書) です。
 
敬語が使えない人が増えた現代、日本語が乱れていると感じていました。
 
コンビニ言葉のようなものは、到底認められない間違った乱れた日本語だと思っていました。
 
しかし、日本語の使い方は、こうあらねばならないというものがあると思っていたのですが、どうも私の認識不足だったようです。
 
敬語は、時代に応じて変化するものとしてと認めていかねばならないようです。
 
敬語も、人間関係の上下関係を表すのではなくて、配慮し合う言葉に変わりつつあるというのです。
 
また、同じ人の言葉も年齢と共に変化し続けるということもあるのだそうです。
 
 
とはいうものの、
 
「幼くして英語を習い、大人になって敬語を習う」
 
という言葉が思われてなりません。