
昨日来客があり、座敷に入るとお香を焚いたような匂いがしました。
尋ねてみると、電子煙草なるものの匂いでした。
煙草から電子煙草に変えたものの、どうしても禁煙できないらしく、家でも隠れて電子煙草と吸っているそうです。
喫煙者の多くは、禁煙を願っているのですが、依存症に悩まされているといいます。
中には、「ここまで吸ってきたのだから、今さら禁煙したところでもう手遅れだ」等と開き直っている人もいますね。
医療機関でもニコチン依存症が大きく問題視されています。
かの来客曰く、
「電子煙草には、ニコチンは含まれるが、発がん性物質のタールは入ってないので、そういう意味では健康的なのです」
と、弁解としか聞こえないことを言っていました。
禁煙希望者は多くいます。
吸いたい欲求を減らす効果のある禁煙補助薬チャンピックスも処方されます。
しかし、何といっても依存症克服は、自身の意思が大切なのは言うに及ばないことですね。
それにしても、電子煙草を吸っている姿は、子供がおしゃぶりを口にくわえているようにしか見えませんがねぇ。