天皇退位について、政府は今国会に特例法制定の法案を出す事になりました。
昨年の7月13日にNHKが、天皇の「お気持ち」を報じたことにより政府が動き国政が動いています。
そもそも、現憲法下では、天皇の意思により国政を動かすことはできません。
しかし、現実政治に影響を及ぼしています。
天皇の「お気持ち」を知らされた多くの人々は、高齢天皇に同情し、退位を容認しようと考えています。
正に、ポピュリズムです。
先に国民の総意があり、国政が動くのが順序であるのに、今回は真逆の構図になっています。
いずれ、法整備がされて天皇退位となるでしょう。
しかし、この様な構図により他の問題も対応されては困ります。
主権者である国民の意思のようで、実は何か大き権力によりコントロールされているようなうさん臭さを感じます。