
「がん消滅の罠 完全寛解の謎 」岩木 一麻 (著)
2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作品です。
「医師にはできず、医師でなければできず、そしてどんな医師にも成し遂げられなかったこと」
と語った医師が行った、がんの完全寛解の仕組みとは。
内容とは別に、いのちそのものを考えながら読んでいました。
いのちは、尊いものです。
なぜ尊いのでしょうか。
いのちの重さは、6000000000兆(60兆億)トンより重いと言います。
又、なぜ尊いのかは、それぞれの立場の違いによってまちまちではないでしょうか。
ということは、命に代えてもいいものがあるとしたら、それもまちまちなのですね。
医療ミステリーで、一気読みしてしまいました。
それにしても、落語のような落ちには転げちゃいました。