
「東京クルージング」(伊集院静著)ですが、途中で読むのをやめました。
初めは、著者自身がかかわった、
「NHKスペシャル「松井秀喜 ベースボールの神様に抱かれて ~作家・伊集院静が見つめた1年~」
の、ディレクター(故人)との制作裏話です。
その後、先のディレクターの元恋人が、ストーキングにあったり、暴行、拉致、監禁されるという話に展開していきます。
もとは新聞連載なので、話が停滞したり、関係ないところに飛んでしまったり、無駄な枝葉が目立っています。
私小説の形を取っているので、どうしても伊集院氏のイメージが離れません。
読み進めていくうちに、いつ止めようか、いつ止めようかと思いつつ、とうとう止め、今はブックオフ行きのかごの中に放り込んであります。