

今日2月15日は、お釈迦様が入滅された(亡くなった)日です。
多くのお寺では、涅槃会(ねはんえ)という法要をお勤めされます。
わが家では昔から、床に「釈迦涅槃図」を掛けます。
釈迦様のご遺体を沙羅双樹の森に、頭北面西右脇の姿に安置し、多くの菩薩や弟子、人々、動物などが描かれています。
人が亡くなると、多くの人々が悲しみ、喪失感を同じ場所で共有し、我がいのちのあり方を考えていくのが葬式のあり方なのです。
昨今の葬式を「薄葬」と言うそうです。
情が薄い、絆が薄い、付き合いが薄い、何もかもが薄いということだからだそうです。
昨今の形だけの葬儀のあり方を考え直さねばならないですね。