先日、NHKともあろう放送局が、「NNKよりPPK」という番組を放映していました。
アルファベット3文字言葉は、
「ネンネンコロリ」よりも「ピンピンコロリ」ということだそうです。
最近よく聞く流行り言葉です。
誰しも寝たきりに死んでいくより、元気でコロッと死んでいきたいという高齢者の願望をいうそうです。
超高齢化になった今、寿命を伸ばしたいとはもう思わないが、死に方が気になるのはよく解ります。
しかし、実際はそうならないのが現実なんでしょうけどね。
先日の朝日新聞に、読者の医師がこんな趣旨の投稿をしていました。
「一般的にポックリ亡くなることを望む人が多いが、突然死では親しい人に別れを告げることが出来ない。
不治の病と忌み嫌われている癌で逝くのも悪くないのではないか。
耐えがたい痛みも最近は薬物でコントロールされるので、親しい人に別れを告げ、身辺整理も出来る。
では、何の癌が望ましいか、癌の種類になると、悩みは尽きない。
思うようにならないのが人生。
今日一日を有意義に、限りある人生を楽しみたい」
と。