最近、特に高齢者ドライバーによる事故が相次いで報道されています。
それが、社会問題化されつつあります。
特に、アクセルとブレーキを踏み間違えての追突事故が目立っています。
しかし、手元にある保険会社データによれば、以下のようです。年代別の踏み間違い事故件数構成比
29歳以下 27.4%
30歳代 13.1%
40歳代 10.5%
50歳代 14.1%
60歳代 15.4%
70歳代以上 19.5%
これをみると、ニュースで報じられる内容から踏み間違い事故は、高齢者に特有の事故と思いますが、実際はそうでなく比較的全年代にわたって起きています。
高齢者の事故に限って問題視していることに何か意図的なものを感じてしまいます。
それは、免許の自主返納です。
本来免許証は、個人が取得した物で、決して下されたものではありません。
ですから、加齢による肢体不自由になっても取り上げられることは無いのです。
しかし、高齢者は事故を起こす原因であるかのような印象を与えることにより、免許を自主返納をさせようとしているのではないでしょうか。
加えて、高齢者が免許証更新にかかる費用は高額です。
自動車の維持費を考えると自主返納をした方がお得だということもあります。
しかし、高齢者から車という足を奪うなら、それに変わる公共的な足を用意しなければならないのは当然です。
運動能力や判断力の低下、さらには認知症などが原因といわれますが、免許返納は浸透せず、繰り返される悲劇を防ぐ有効な打開策は見い出せていないのが現状です。
それはさておき、踏み間違え事故を防ぐ方法の一つとして左足ブレーキがあります。
アメリカなどで左足ブレーキが一般的で、慣れればなんてことありません。
誰もに可能性がある自動車事故ですので、高齢者事とせずに十分注意が必要です。