命の誕生っていつのことをいうのでしょうか。
 
仮にそれを精子と卵子が受精した瞬間としたら、愛し合った者が新しい命を恵まれた瞬間ということですね。
 
即ち、命の誕生は、母親のおなかの中だということになります。
 
一方、いまや日本でも、かつて試験管ベビーといわれた体外受精によって生まれてくる子はおおよそ24人に1人ということです。
 
学校のクラスにも12人は試験管(正確にはディッシュと呼ばれる容器)の中で命が誕生した人がいることになるのです。

  

それだけ不妊治療を受ける人が増えているというわけです。
 
 
最近気になる言い方があります。
 
よく「子供を作る」って言いますよね。
 
そこには、自分たちの意思で作ったものって意識があるようです。
 
自分が作ったものだから、自分の思い通りにならないと腹が立つのでしょうか。
 
 
昔は、子供は「授かるもの」「授かりもの」だったような気がしますが。