CS時代劇専門チャンネル『三屋清左衛門残日録』(再放送)を観ました。
題名を見た当初、「残日」という言葉に引っかかりを持ちましたが(*註)、劇中で、
「日残りて昏るるに未だ遠し」というポジティブな意味としり安堵致しました。
元藩主御用人が、国元で隠居生活(リタイヤ)に入りましたが、藩を二分する政争にも巻き込まれていくという物語です。
話の筋は大変面白いものでした。
そして話は、途中で終わってしまいました。
当然続きがあるものだと思っていましたら、番組の終わりに、主演の北大路欣也氏が出てきて、
「この続編を撮影することが決まりました。
これから撮影に入り、私も大変楽しみにしております。
放映は、来週頃になるかと思います」
とコメントしていました。
えっ、これって、話の途中で終わってるじゃない。
当然続きがあるんでしょ。
何、まだ企画されてなかったってこと?
何それって感じでした。
来春なんて待てません。
早速アマゾンで、原作(藤沢周平著)を注文いたしました。
(*註)私は、「余生」という言葉が嫌いです。
リタイヤ後のことを言うのでしょうが、余った命など受け止めず、与えられた命、「与生」と言いたいですね。