豚のラード、バター、ココナッツオイルなどに多く含まれるこ飽和脂肪酸は、身体に悪くありません。
 
これらの摂取は血中の脂肪濃度をあげませんし、中性脂肪として蓄積されません。
 
脂肪濃度をあげるのは、糖質のとりすぎで、内臓脂肪や皮下脂肪が増えるのです。
 
取り過ぎた脂肪は、体外に排泄されてしまうだけなのです。
 
肉、卵などからの良質なたんぱく質と脂質こそが、本当に体に必要な栄養素なのです。
 
私は、この理論に基づいて食生活を考えていました。
 
 
が、しかし、この度、米ハーバード大学の研究者に真反対の論文が発表されたのです。
 
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸(マーガリンなどに含まれる)をより多く摂取している人ほど、同量のカロリーを炭水化物から摂取している人に比べて、死亡率が高くなるというのです。
 
飽和脂肪酸を、オリーブオイル、菜種油、大豆油、魚油などの植物性食品の不飽和脂肪酸に置き換えることは「健康上の大きな恩恵」となるというのです。
 
 
長生きして、口うるさい、嫌ぁーな爺さんを目指している私としては、非常に気になるところです。