昭和30年代頃までは、お酒を飲む場での「手酌」は絶対にやってはいけない行為だったと聞きます。
お酒は、お互いにつがれて飲むもので、自分で銚子を持って、自分の杯に注いで飲むいわゆる手酌は、タブーとされていたのだとか。
和を重んじ、周囲への気配りを指しているようです。
又、かつては、コップ酒も上品とは言えず、行儀の悪い飲み方といわれたそうです。
瓶に直接口をつけるラッパ飲みは、とんでもない飲み方として非難されていました。
当初抵抗感があったこれらの行為も、昨今ではあまり抵抗感もなくなっております。
ペットボトルなどは、男女を問わずラッパ飲みする姿を良く見かけます。
水筒だって、ラッパ飲み型のものが多く出回っています。
自由を主張するあまり、行儀や周りへ気を配りよりも、自分のペースで、美味しく楽しく過ごせるのがいいのでしょうね。
追伸、電車内での化粧行為、電車内での飲食行為など、周りにお構いなしって感じですからね。