黒澤明監督「水車のある村」(Village of the Water Mills)を観ました。
日本とアメリカの合作映画「夢」の最後の話です。
「生きているのはいいもんだよ。とても面白い!」
と言いながら、電気のない村で水車を回しながら暮らしている103才の老人(笠智衆)。
そこへ都会から来た演じる青年(寺尾聰)が問いかける。
「ここには電気は引いてないのですか」
すると老人はこう答える。
「人間は便利なものに弱い。
便利なものほど良いものだと思って、本当に良いものを捨ててしまう」
・・・ほんと、そうかもしれませんね。