自民党・丸山和也参院議員が2月17日の参院憲法審査会で、
 
「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」
 
との発言がありました。
 
差別発言だという指摘を受けて、後日当人は、発言を撤回する意向を示したが、
 
「(米国への)尊敬の念がほとばしった言葉が、なぜ人種差別の言葉と受け取られるのか」
 
「意図的ではない」
 
「良心に恥じることは何もない」
 
等と反論した。
 
丸山氏の人柄からいっても、その通りでしょう。
 
しかし、
 
「自分が意識しようがしようまいが、被差別の人を傷つければ差別」
 
というのが私の差別の定義です。
 
差別は、自らが気が付かないことが多いんです。
 
気が付かずに人を傷つけていることがあるんです。