季節の節目、節分です。
京都の節分は、「節分お化け」といって、仮装をして寺社にお参りし1年の厄を落とすという行事です。
何故仮装するかというと、節分の夜に出現するとされる鬼を驚かし撃退するためなのです。
祇園、上七軒などの花街では、芸舞妓は勿論、客が様々な扮装をして座敷に出ます。
メチャメチャ面白いですよ。
そもそも鬼というのは、「目に見えない邪気」「この世のものと思えないもの」「怖いもの」です。
何処から来るかと言えば、陰陽道で鬼門(きもん)といわれている方向、即ち丑寅(北東)からです。
そこで、丑寅(うしとら)だから、牛の角が有り虎のパンツをはいた怖い奴って、鬼の姿を想像したのです。
ところで、鬼はオスでしょうか、メスでしょうか?
答えは、メスです。
だって、鬼爺(おにじじい)って言わないでしょう!