「今回は私の一身上のことで報告させていただかねばなりません。
実は4月頃から体調が思わしくなかったのですが、種々の検査の結果、膵臓に癌が見つかり、既に肝臓にも転移が見られ、ステージⅣと診断されました。
告知をいただいたのは6月4日でした。
現在は投薬の効果でしょうか、まず普通に日常生活を送らせて戴いております。
今後の療養生活は、願わくは、生かされているいのち、家族をはじめ周囲の皆さんのお世話になりながら、在宅で1日1日大切に過ごさせていただきたいと思っております。
どうぞ最後までこれまで同様お付き合い頂きたくよろしくお願い申し上げます。
・・・・・・・。」
知人からこんな手紙が送られてきたのが、7月2日のことでした。
どんな言葉を掛けていいものやら、迷っているうちに、1月16日に訃報が飛び込んできました。
まだまだ整理が付かないままで、そっと手を合わせております。