先日読んだ(前出)小説の中に、
 
「恋愛は対立する個性の方が望ましいわ。
 
だけど、結婚には価値観の共有が必要なの。
 
だから、今はまだあなたと結婚できないわ」
 
という台詞が出てきます。
 
確かにそうですよね。
 
同じ価値観を持っているから結婚してもいいと思うのでしょう。
 
しかし、それは単なる思い過ごしであって、それぞれの個性はあくまで違っているものなのです。
 
それに気が付いたとき、
 
「言わなくても分かっていただろう」
 
と言われ、
 
「こんなはずではなかったのに」
 
と思うことになるのでしょう。
 
はじめから違うのだから、その個性(違い)を認め合うことが大切なのでしょうね。
 
 
「みんな違って、みんないい」(金子みすゞ)
 
・・・ですね。