我が親戚宅には、たくさんの猫がいます。
元々猫を飼っていたのですが、家に入ってきたからと言って、よその猫になでエサを与えたのが始まりです。
今では、何匹かの猫が堂々と家の中でウロウロしたり、寝たりしています。
猫屋敷化したその家に、又、子猫が3匹持ち込まれたそうです。(捨て猫です)
引き取ってくれないかって依頼されたのですが、実は私、大の猫嫌いなんです。
猫って、放し飼いにされているので、土足で内の中に入ってくるじゃないですか。
人にはなつかないし、エサを貰えるか貰えないかっていう損得勘定で生きていますよね。
そんなわがままで、打算的な生き方がいやなんです。
エサさえ貰えれば、他家でも我が物顔で出入りするんですよ。
厚かましいったらありゃしない。
大の愛猫家の大佛次郎氏は、随筆集「猫のいる日々」のなかで、こう語っています。
鈴を鳴らして通ってくる子猫の首に、
「君ハドコノネコデスカ」
と荷札に書いて付けてやると、数日後にやって来た子猫の荷札には
「カドノ湯屋の玉デス、ドウゾ、ヨロシク」
と書いてあったというのです。
今、身の回りで見る猫は、ヤマネコが家畜化され進化したもので、イエネコと呼ばれています。
その中に、どら猫、野良猫、飼い猫が居ますね。
どら猫とは、ふてぶてしくて、よそのものを盗み食いなどする飼い主の定まっていない猫のことです。
野良猫は、人間に直接的に飼育されず、人間の生活圏で野生化した猫をいうようです。
汚れてて、目つきの悪い猫、・・・ゾッとしませんか。
最近は、猫公害として深刻化した問題も起こっています。
飼い猫なら放し飼いにせず、しっかりと家の中で管理して欲しいものですね。