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先日、近親の者が歯科検診で親知らずを抜くことになりました。
 
大きな病院を紹介され、予約をし、抜歯手術と相成りました。
 
 
ただ今、国立新美術館で開催中の、
 
「ルーヴル美術館展‐日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄」
 
に展示されている、ジャン・ドメニコ・ティエポロの
 
『《大道商人》または《抜歯屋》』175455
 
のように、かつてヨーロッパでは、抜歯には免許が不要だったので、
 
「痛くないから」
 
という謳い文句で客を勧誘し、麻酔無しでペンチで歯を抜くインチキ歯医者が横行していたそうです。
 
悲鳴を掻き消すのに、街頭で大音量の楽器を傍らで鳴らしていたようです。
 
 
フランスの諺に「歯抜きのように嘘をつく」というのがあるほど、インチキ医者が多くいたようです。
 
 
 
それにしても、歯の治療はいやですね。