陸上自衛隊配備の是非を問う与那国町の住民投票が行われ、賛成票が過半数の58.7%を占めた。
 
賛成632票が、反対445票を187票上回った。
 
投票者総数は1094人で投票率は87.75%という高投票率であった。
 
 
大阪都構想の賛否、
 
所沢の学校にエアコン設置の是非、
 
原子力発電所の建設計画、
 
廃棄物処理場の建設、
 
米軍施設の建設及び移転、
 
可動堰の建設等を巡る条例の制定、
 
等、最近住民投票で民意を問う動きが取りだたされている。
 
 
住民投票とは、
 
「地方公共団体の住民が、特定の事項について、投票により直接に意思表示すること。
 
地方レベルの政治においては、住民の意思がより 政治に反映するように、直接的政治参加が制度的に保障されている」(知恵蔵2015
 
ということである。
 
 
民主主義にも、欠点はある。
 
そのひとつが、多数決である。
 
数が多い方が必ずしも正しい(真実)であるとは言えないことも多々ある。
 
あくまで、多くの人が望んでいると云うだけであり、それが良い結果を生むとは限らないのである。
 
 
あくまで民意は民意としての枠組みを外してはならないのであろう。