今年一年を象徴漢字が「税」と発表されたとき、何だか暗い思いを抱きました。
 
「税」の漢字の意味は、
 
「人の収穫の一部をはがして、ぬきとるさま」
 
ということです。
 
 
この度の衆議院議員選挙の結果は、与党の圧勝でした。
 
これにも又、暗い思いを抱かざるを得ませんでした。
 
 
国民は長期政権を望んだのでしょうか。
 
しかし、今の自民・公明が与党となり安定政権となったとき、そこには格差社会があるのかもしれません。
 
 
いっぽう、仏教では「税」を「さい」と読みます。
 
「やどる」とか「よりかかる」という意味です。
 
 仏の慈悲が私の心に届き、落ち着くすがたが「税」あるとのことです。
 
 
国民が寄りかかれる政府で有って欲しいものです。