
【パーリーゲイツの15年春夏のテーマは“オールカモフラ”】
ゴルファーに人気のあるアパレルメーカー『パーリーゲイツ』が、10日、2015年春夏の発表会をしました。
テーマは“PLAY WITH CAMO”(プレイ ウイズ カモ)です。
ファッション界に定着してきたカモフラ(迷彩)柄ですが、軍隊(戦争)に用いられた柄です。
カモフラを最初に用いたのは、第二次世界大戦中のドイツの武装親衛隊です。
そして、同時期のイタリア軍空挺部隊、アメリカ陸軍や海兵隊の一部にも用いられ、日本を含めた各国で用いられています。
その事をわきまえず、単にファッションとして身に付けるのは如何なものか。
以前、石川遼がトーナメントで、カーゴパンツ、及びカモフラ柄を着て顰蹙(ひんしゅく)をかい、協会から注意を受けたことがありました。
メーカーは、そんなことは十分承知だと推察致します。
ファッションは文化であり、自己主張です。
身に付ける人達は、カッコいいから、可愛いから、オシャレだからという理由だと思いますが、私に言わせると、ノー天気なだけとしか思えません。
違和感を感ぜずにはおれません。
好きなブランドでしたが、持っている服は捨てます。
もう二度とパーリーゲイツのものは買わないと思います。
動物愛護の観点から、「ノーファー運動(毛皮反対運動)」が活発化しています。
平和問題の観点から、「ノーカモフラ」ってのも良いかもしれませんね。