
アメリカンフットボールのNFLチーム「ワシントン・レッドスキンズ」の名前が消えそうだ。
アメリカンインディアンの「赤い肌」を指すからだ。
そのチーム名は、神秘的で、勇敢な戦士をイメージしたものであった。
それは、「差別」か「名誉」か論議されている。
大手日刊紙は、
「その名称は、消え去った人種差別の時代に我々を後戻りさせる。今は使うべき時ではない」とコメントしている。
オバマ大統領は、
「多くの人が不快に思うなら、私がオーナーなら変更を考える」
と語っている。

大リーグでも、インディアンズのワフー酋長のロゴマークが今年変更された。
米プロバスケット(NBA)では、NYで警察官にはがイジメされた後死亡した黒人が死の直前に繰り返した言葉、
「I CAN'T BREATHE!(息が出来ない)」
と書かれたTシャツを着て練習した。

さきの黒人少年射殺事件によって、
「私は手を上げている。撃たないでくれ!」
と両手を挙げるポーズが、全米に広がりを見せている。
人種差別を肯定する人達が主流を占めているということが、アメリカの実態なのである。