人生に失敗はつきものです。
失敗の原因は、一つの要因で起こるのではなく、多くのことが絡みあっているのがほとんどです。
そしてその根底にあるのが個人の無知、誤判断なのです。
頭では分かっていても、同じことを繰り返してしまうことってよくあります。
大切なのは失敗しないことではなく、正しく向き合い、次に生かすことなのです。
発明王エジソンは電球を発明した際に、こんなインタビューを受けました。
「エジソンさんは、電球を作るために、1万回も失敗したそうですね?」
するとエジソンは、
「失敗したのではない。うまく行かない方法を、1万通り発見したのだ」
と答えたというのです。
失敗を繰り返していたけれど、「失敗した」なんて悩むこともなく、ただひたすら進み続けて成功を得たのです。
人生だってそうです。
失敗は成功の階段です。
「人生、どうやったらうまくいくんでしょうか?」
「どうしたら、人生を楽しめるんでしょうか?」
というようなことを聞かれます。
とにかく、自分の人生を生きることです。
では、自分の人生とは何か。
「やりたい」と思うことを、行動にすることです。
それが成功するか失敗するかは関係ありません。
やりたいことを明確に自覚することです。
では明確に自覚するためにはどうすれば良いのか。
以下、ある方からの引用です。
【1953年にアメリカのエール大学で興味深い調査がありました。
「いま明確な人生設計を持っているか?もし持っているとすれば、それはどのような目標か?」というアンケートをその年に卒業する学生にアンケートを取った。
その結果、明確な目標を持っていたのは、わずか3%だったそうである。
さてその20年後に、再び調査の続きが行われた結果、明確な目標を持っていた3%の人たちがアンケート対象者全体の財産の95%を持っており、明確な目標を持っていなかった97%の人たちはアンケート対象者全体の財産の5%しか持っていなかった。
その理由は「夢(目標)を紙に書くとエネルギーが生まれる」というメカニズムにあるそうだ。
例えて言えば、氷(個体)に熱(エネルギー)を加えると、水(液体)になり水(液体)に熱(エネルギー)を加えると、水蒸気(気体)になる。
個体より液体、液体より気体のほうが、体積が大きくなり、その分だけ分子の動く自由度は高くなる。
ゆえに「思考・想い・夢」にエネルギーを与え文章で「カタチ化」する事で夢が叶うのである。】
明確な目標を持つということは、とても大切なのです。
そのためには、目標を紙に書いてみるといいようです。
自分の目標を書くのですから、いい紙に、いい万年筆で書いてみてください。