
「プレミアムCD」
「パブロ・カザルス(1876~1973)」
「1733年のゴフリラー作のチェロ」
「アントニオ・メネセス(1957~)」
「東京カザルスホール」
「萩元 晴彦(1930~2001)」
『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲』のCDを手に入れました。
中古ですがプレミアが付いてて、中々入手困難なものです。
20世紀最大のチェリストといわれる巨匠カザルスの愛器であったチェロを、メネセスに特別貸与されたといううらやむべきに演奏です。
メネセスは、カラヤンに見いだされたブラジル出身の世界的チェロ奏者です。
録音は、1993年10月14~16日、12月18~19日、東京お茶の水にあるカザルスホールです。
このカザルスホールは、本格的な室内楽を日本に届けたいという思いをプロデューサー萩元晴彦が込めてオープンしたものです。
(この萩元晴彦なる人物が、中々面白い)
ホール名は、音楽の重要な拠点として後世のために末永く守ってくれることを条件にカザルス夫人からその名の使用許諾を受け名付けられました。
力強くダイナミックな表現のバッハの無伴奏組曲(全6曲)、メネセスが名器を危なげなく、充分に鳴らしきったチェロの名演奏です。
お高い買い物でしたが、秋の夜に堪能できること間違い無しと、大満足致しております。