『なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか』(講談社+α新書) 福本容子著
こんな本が出ました。(勿論、立ち読み)
ついに出たかって感じです。
【いま、世界では「ハゲ」こそかっこいい。
アメリカを代表する有力企業の最高経営責任者(CEO)には共通する特徴があります。
それは、「トップ(社長)のトップ(頭頂)がスッキリ!」。
ヘタに隠して自信のなさそうな姿を示す男性よりも、すっきりボウズスタイルやスキンヘッドにして堂々としている男性のほうが高く評価されるようになっています。
むしろ、「堂々ハゲは決断力に満ちてかっこいい」と高評価を受けるように変化しています。
そう、いまや「影響力のあるハゲ」が世界を動かす時代、なのです。
長年、世界経済・ビジネスの最先端を取材してきた女性新聞記者が、世界のさまざまな事例を紹介しながら、日本の薄毛の男性諸氏1260万人へ熱いエールを送ります】
この本って、当然当該者が買うんでしょうね。
ハゲ(含、薄毛)で悩む男性は多いです。
ところが、近頃ハゲを隠すのではなく、いっそ丸刈りにしてしまっている人を多く見掛けます。。
即ち、劣等感の裏返し、即ち開き直りの精神ですね。
ハゲに劣等感を持たなくて良いというその裏付けがのこの本の中身です。
しかし、ハゲだからで高く評価をされるのではなくて、手腕、成績、人格で評価を受けているんじゃないんですか。
ハゲはかっこいいっていいますが、髪があるのもカッコいいですよ。
確かにハゲ(開き直りの丸刈り)がもてはやされました。
しかし、ファッション雑誌「LONE」に毎号出ていた半ハゲ丸刈りのちょい悪オヤジのモデルは出なくなり、今月号から髪ふさふさのオールッバックのモデルに変わりました。(これも立ち読みです)
元来、男性が気にするほど女性はハゲを気にしてないですよ。
それに、身体の毛の中で一番先に退化するのが髪の毛だそうです。
と言うことは、ハゲは進歩した人間って事ですね。
未来映画に出てくる人間はハゲが多いというのはちゃんした裏付けがあるのです。
仏教では、髪の毛は煩悩の象徴といいます。
煩悩をなくすことが仏教の目的ですので、まず形からということで僧侶は剃髪するのです。
毎日朝晩剃っている知り合いの僧侶は、
「塗ったら髪の毛が生えてこないクリームがあったらいいのに」
と、毎日ぼやいています。
まっ、この本が売れるようじゃ、アデランスやアートネイチャーはつぶれるでしょうがねぇ。