自分が幸福を感じたとき、
 
その幸福がいったい誰によって、
 
何によってもたらされたのかを、
 
必ず考えなければいけない。
 
そうでなければ幸福を受けとめる資格がない。
 
 
浅田次郎「終わらざる夏」(下)より