公衆トイレの個室にこもって食べる「便所飯」については、以前書いたことがある。
これがだんだんエスカレートしてきたようだ。
先日の「天声人語」によると、都内の大学は、食堂の改修工事で一部のテーブルに仕切り板を設けたそうだ。
誰からもも見られず、誰も見ない、ひとりでランチタイムを過ごせるというものだ。
学生達からは、「ぼっち席」と呼ばれている。
ぼっちとは、一人ぼっちを指す。
前にも言ったが、「便所飯」をする心理状態を、まったく理解できない人も多いと思う。
いや、反対によく理解できるという人もいるだろう。
この、よく理解できるという人が増えてきたことこそが問題なのである。
あんた、みんなはそれほどあんたを見てないよ!!