今日は、ヨハン・シュトラウス2世の命日です。
誰もが聴いたことがあるウインナーワルツの名曲「美しき青きドナウ」の作曲者ですね。
恥ずかしながら、このヨハン.シュトラウスとずっと間違えていたのが、リヒャルト・シュトラウスです。
全く違う人物ですよね。
昔のSF映画に、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』というのがあります。
(原作、脚本は、アーサー・C・クラークです)
その冒頭の壮大かつ、幻想的な曲が、リヒャルト・シュトラウス作曲の交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」なのです。
そして、その冒頭に、
「今生きている人間一人ひとりの背後には30人の亡霊がいる―それが生者に対する死者の比率である。時の夜明け以来、およそ1,000億の人間がこの地球という惑星の上を歩いた」
というのがあります。
私には、2人の両親がいます。
両親にも二人の両親がいます。(私からいえば、4人の祖父母ですね)
その四人の祖父母にも二人の両親がいます。(私からいえば、8人の曾祖父母ですね)
その曾祖父母にも2人の両親がいます。(私からいえば、16人の曾曾祖父母ですね)
私の4代さかのぼれば、合計30人の命のつながり(直系の先祖)があるのです。
その命のつながりをアーサー・C・クラークは、
「ひとりの背後には30人の亡霊がいる」
と表したのです。
自分から4代前は、16人いるのです。
2人(両親)の4乗って事ですね。
つまり10代さかのぼれば、2の10乗で1024ですから、大雑把にいって1000人の先祖がいるって事です。
そして20代前はっていうと、1000人それぞれに1000人の先祖がいるのだから、1000×1000で、百万人ということですね。
私は当家18代目ですから、私の先祖は25万人の逆三角形の合計人数って事になります。
そしてですね、そのうちの一人でもいなかったら、私はここに存在しないって事が言えるんですよ。
へぇ~、そうなんだ!!