昨夕、テレビ朝日「相葉マナブ」で、究極の親子丼を作っていた。
親子どんぶり好きには、たまらない番組だった。
親子丼発祥の店「玉ひで」8代目の山田耕之亮さんが作る。
鶏肉は、タマシャモ(軍鶏)のモモ肉やムネ肉を使う。
だし作りには貴重な鶏節(鶏肉の削り節)を使用する。
卵に動物性の脂が混ざると美味しくないため、肉はスジと脂を取り除いておく。
タマシャモは、皮に味のある鶏なのでバーナーで皮をあぶり旨味を閉じ込める。
また醤油は鶏の内臓から作った鶏醤を使い、モモ肉を漬け込んでおく。
またムネ肉を昆布締めに、鍋は水で温めておく。
白身と黄身は別々に溶き、2度に分けて加える。
どんぶりに入れた御飯にかけ、フタをしてしばらく蒸らす。
出来上がった親子どんぶりの美味そうなこと。
で、みんなで試食と相成ったわけであるが、なんと、親子どんぶりをスプーンで食べているではないか。
正に、親子どんぶりを冒涜している所作である。
何でお箸で食べないのか。
気に入らない。(憤慨!)
最近は、箸を上手に使えないのか、何でもかんでもスプーンを使って食べている。
茶碗蒸しもしかり、たまご豆腐やごま豆腐、冷や奴、うどんや蕎麦にまでラーメンのレンゲのごとく、スプーン(お玉のような)が添えてある。
本来、和食は箸の文化である。
箸を上手に使うのが日本食たるゆえんであろうに。
食べにくいからと言って、うどんや蕎麦をパスタのようにフォークとスプーンで食べてはいけないのである。
お箸を綺麗に持ち、上手に食べる女性(男性も)の何と魅力的なことか。
日本人なら、箸を使おう!!!
(余談)「洋麺屋五右衛門」というスパゲティー専門のチェーン店に行ったら、割り箸が出てきた。
みんな割り箸で食べていた。
私も割り箸で食べてみたが、何だか焼きそばを食べているみたいで不味く感じた。