「年を取ると、1年が早く感じる」
 
よくこんな事を聞きますし、近頃自分自身も感じるようになりました。
 
あっという間に1年が過ぎてしまいます。
 
時間はみんな平等であるはずなのにどうしてでしょう。
 
 
「ジャネーの法則」というのがあります。
 
フランスの哲学者ポール・ジャネが発案しました。
 
10歳の子供にとっての1年は、人生の1/10の長さです。
 
50歳の大人になると1年は、人生の1/50の長さということですね。
 
自身が感じる年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるということなのです。
 
即ち、時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するということなんです。
 
 
また、子供は見聞きするものに興味津々です。
 
それに比べて大人は、慣れっこになってあまり興味深くものを見ようとしません。
 
学校帰りの家までの1kmの道中には色んなものがあって、1時間もかかっていました。
 
大人になった今は、ものの10分程で歩ききってしまいます。
 
 
何事にも、積極的に、好奇心いっぱいで関わっていくことが、充実した日々(人生)を送るコツではないでしょうか。
 
 
 
心のアンチエイジングって事でしょうか。