NHK新会長の籾井勝人(もみい・かつと)氏(70)は、25日の就任記者会見で、毒舌を振りまいた。
 
「会長の職はさておき」とした上で、従軍慰安婦問題について「戦争地域にはどこの国にもあった」などと発言をした。
 
 
公職就任会見で、私人の立場はないであろう。
 
 
又、政府との距離、特定秘密保護法の問題点の追求に消極的な姿勢をも示した。
 
放送法はNHKを含めた放送事業者に「政治的公平性」を義務づけているにもかかわらず、こういった発言が出るのはNHK会長として認識不足も甚だしい。
 
 
その後、記者から会長会見の場であることを指摘されると、
 
発言を「全部取り消します」と話した。
 
 
全く、会長の資質を疑問視せざるを得ない。
 
 
これがNHKのトップであるから、報道に対しての不信感が深まるばかりである。
 
ちなみに、NHK会長は、年収3000万円というポストである。