今年は、元旦から穏やかな朝を迎えています。
早朝の青空は、とても気持ちがいいものですね。
以前インドで放浪していたときのことです。
インドではゆっくりと時間が流れています。
そしてその中に身を置いていると、「悠久」という言葉が常に頭から離れませんでした。
自然という大きなものの中で、自分は生きていることが感じられました。
その中で暮らしている人々は口々に、こう言っていました。
「俺たちは、日が昇るから起きるんだ。そして、日が沈むから寝るんだ」
と。
まさに名言。
人間は本来こうあるべきなんでしょう。
「太陽は夜が明けるのを待って昇るのではない
太陽が昇るから夜が明けるのだ」
今、東井義雄先生のこの言葉が思われてなりません。