昨夜季節外れの雷が鳴り、空襲かと思い、びっくりして飛び起きた。
 
 
 

イメージ 1



昨日、フィリピン産の
『ラ・フロール・デ・ラ・イザベラ』のタバカレラを手に入れた。
 
葉巻には、ドライシガーとプレミアムシガーというのがあって、ドライは機械巻き、プレミアムは手巻きである。
 
当然、味も値段も違ってくる。
 
このタバカレラは、ちゃんとしたプレミアムシガーだけれど、キューバ産のプレミアムシガーに比べると、格段に安い値段で売られている。
 
職人が、手で巻いた立派なシガーなんだけれど、製品管理があまりにずさんで、保存状態が最悪のまま店頭に置かれるのである。
 
まず、写真のように箱自体がナイロンでラッピングされている。
 
葉巻は、温度と湿度、特に湿度は6070%で管理されないとダメであるのに、これでは湿度を保ちようがない。
 


イメージ 2


さらに、箱を開けてみると、ご丁寧に一本一本までラッピングされている。
 
では湿気を付ければいいではないかと言うが、焦って早く湿度を上げてしまうと、葉巻がゆがんでしまうということもある。
 
マニアは、乾燥しきってぼろぼろになったタバカレラをスペイン杉で出来たヒュミドールの中で時間を掛け、時には数年掛けてゆっくり熟成させるのである。
 
そして熟成に成功したものは、黒砂糖のような香りと甘さを備えたプレミアムシガーとなるのである。
 
 
 
イメージ 3


 
イギリスの元首相チャーチルが愛用した一品である。