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座敷牢で多くの本を読んでいます。
 
 
先日、福島県いわき市の知人より紹介された、
 
『原発ホワイトアウト』若杉冽著(講談社)
 
を読みました。
 
著者は、東京大学法学部卒で、霞が関の省庁に勤務する現役キャリア官僚です。
 
と言うことは、小説とは言え、原発再稼働を巡る、政官財の暴露本です。
 
当然、霞が関では犯人探しに血まなこになっているとのことです。
 
リアルに書かれているものですから、読んでて気分が悪くなるほど、原発反対論者をつぶして原発再稼働を進める者達の欲深さです。
 
 
中身はともかくとして、速攻で書かれたのでしょう、文章力のなさが、又信憑性を高めていますね。
 
 
 
知人の話に寄れば、地元の書店には山ほど置いてあっても、すぐに無くなるほど馬鹿売れしているとのことです。
 
しかし、残念ながら、西日本では、距離が温度差となって、平積みにもされていませんでした。
 
徐々に気化していく、フクシマ。
 
 
 
買わなくてもいいですから、一度書店で手に取ってみて下さい。