岩村 暢子著「家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇」
を読んだ。
家族のあり方が、大きく変貌している。
その筆頭が、「勝手食い」。
それぞれが好きな時に好きな物を食べ、家族で食卓を囲むことがあっても個々はばらばら。
同じ物を食べることがない。
そのうち人が食べている物に、関心を示さなくなる。
嫌いな物は押し付けたくないので、欲しい物だけを与える。
食事をめぐる押し問答は面倒だから、子どものためという上っ面の理由付けで、子どもの健康は二の次。
家族の価値観など伝えることもなくスルーしているのが、現代の平和的な家族だ。
と岩村さんは指摘している。
父と母はいても「親」はいない。
その結果の「勝手食い」。
「同じ釜…」のイメージなどもうない。
と。
・・・・・如何ですか?