昨晩、遅まきですが、誕生会をして頂きました。
今年の誕生日は、母の葬式でしたから。
映画評論家の故淀川長治さんは、
「そもそも自分の生まれた日に一番大変な思いをしたのは、自分の母親でしょう。
だから私は自分の誕生日には、何があっても自分を生んでくれた母親に、感謝を込めて精一杯尽くすことにしているんです。
その恩を忘れて、友人とパーティーなんか開いている人の気が知れないし、そういう感性しか持ち合わせていない人とは付き合いたくありませんね」
と。
淀川長治さんと同じ誕生日の永六輔さんも
「誕生日は、母が陣痛の痛みに耐えて私を産んでくれた日です。
私を産んでくれた母に感謝する日なので、母といっしょに過ごしたい」
産んでくれた人がいたからこそ、生まれてくることができた。
「産んでくれて、ありがとう」
誕生日は、両親に感謝する日ということですね。
たとえ、両親が亡くなったとしても。