今日は、開戦記念日です。
1931年(昭和6年)9月18日、満州事変の発端となった、「柳条湖事件」(りゅうじょうこじけん)があった日です。
関東軍(日本軍)の部隊によって実行された謀略事件、中国に罪をなすりつけた、でっち上げ事件です。
そして、1937年(昭和12年)の支那事変(日中戦争)となり、日本長い悲劇的戦争を経験していくのです。
「大東亜戦争」、「太平洋戦争」、「第二次世界大戦」等の呼び名があります。
「大東亜戦争」は、当時の日本政府が定義した名称で、1941年12月12日の東條内閣での閣議決定により、支那事変をも含めて「大東亜戦争」の名称と定義が定められたのです。
勿論これは日本が目指した「大東亜共栄圏」という構想を基にすることは言うまでもありません。
「太平洋戦争」は、1941年12月8日の日本軍による真珠湾攻撃以降、1945年9月2日降伏文書(ポツダム宣言)に調印するまでの人類史上最大の戦争をいうのです。
日本軍でも、陸軍は「大東亜戦争」といい、海軍は「太平洋戦争」といっていたようですが、戦後GHQにより「太平洋戦争」と規定されたのです。
ですから、「太平洋戦争」という呼称は、アメリカ側からみた呼称であるともいえるのです。
「第二次世界大戦」は、1939年から1945年の6年にかけ、ドイツ、日本、イタリアの三国同盟と、イギリス、フランス、ソビエト、アメリカ、中国などの連合国との間で戦われた全世界的規模の戦争をいうのです。
ですから、太平洋戦争は、第二次世界大戦の内のひとつの戦争と言うことが出来ます。
今日、国立千鳥ヶ淵墓園では、法要が営まれ、多くの人が参拝することでしょう。
(追伸)全く別の話ですが、
1971年9月18日、日清食品は世界初のカップ入り即席麺・カップヌードルを発売しました。
当時は袋麺が25円くらいだったのに対してカップヌードルは100円でした。
考えてみれば、当時から袋麺の値段は随分上がったのに、カップ麺の値段はそんなに上がっていないですね。